届かない招待状。
2014年 03月 02日
昨年はあれこれ書きましたが、今年は準備と本業に追われて満足に時間が取れず、数日たってからの後日投稿となりました。サーセン。
先週木曜に招待状が出来て受け取りに行きました。
そんでもって宛名書き作業をしました。
郵送の人には住所から書きますが、直接渡す人には名前だけ。
幾つかは手渡しにしました。その中の1つが今回の招待状の話です。
そうです・・・もう届かない招待状。
10年来の親友(今では20年来と言えそうなくらいまで年を取りつつある)の分です。
新生活を始めて、仕事などであれこれ慌ただしい毎日を過ごしていますが
折々にふっと思い出すのです。
今もしも彼女が生きていたら・・・?
間違いなく彼女は心底喜んでいたはずです。
当方の結婚相手は、彼女との共通の知人(3人とも同じ中学ですから)でもあったのです。
高校を過ぎてから相手とは音信不通に近い状態になっていましたが、社会人になってから再会。
そこから月日が過ぎて(否、月日が過ぎるのを意識することもあまりなく)今があります。
入院中の彼女と最後に会った日、ふたりで病院まで出かけて行きました。
あの頃はまだハッキリいつとは言えませんでしたが、前提としているという話はした記憶があります。
確かにあの時、その話を聞いた時の彼女はとても嬉しそうに笑っていました。
(記憶をたどっていたら目から汁でてきましたウワーン)
一通り宛名書き作業を終えてから、一番最後に書きました。彼女宛の封筒を。
前にも書いた話。
彼女のお墓がどこにあるのか、今もわかりません。
せめてご家族の一人とでも連絡が取れるならば。そう思っても、もう誰もいないのです。
渡したり届けたりするすべが、全くないのです。
今こうして記事を書いているデスクの上に、彼女への招待状の封筒が置かれたままになっています。
だから彼女は欠席扱いです。ゲストリストには勿論載っていません。
いや・・・でも、彼女は必ず出席できるのです。
万障お繰り合わせの上で、この日に必ず来てくれるはずです。姿は直接は見えなくても。
当日は中学時代の恩師(相手側のゲスト扱いです。)と2人の共通の知人ともいえる当方の職場の同期(何と相手の高校時代の同級生)が来てくれることになりました。
きっと、いや、必ず良い式にします。
(挙式後の旅行先をどうするか、まだあんまり考えられていません。
九州にしようかなと思っていましたが・・・やはり北海道に行きたくなってきました・・・
今から、いや、直前にならないと動けないので何とも言えませんが・・・
函館とか小樽とか札幌とか行ってみたいです。
江差線の廃線前にも間に合うかな・・・廃線予定区間はまだ一度も乗ったことがないんだけど・・・)
今は静かに想いを委ねて、提出。