―城見ヶ丘の扉が今、開かれる。
【2009年夏】秘境駅探訪シリーズ その11『神尾駅』(静岡県)
【注】こちらの評価はあくまでも当方独自の判断であります。
偉大なる牛山氏とは評価が異なる部分があるかと思いますので、まぁ適当に参考にして下さいましm(_ _)m


【来訪日時】2009年8月5日10時頃
※15・16時台にも列車にて通過。

<とりあえず評価> ※カッコ内は公式数値からの補正値(独断的な)をコメント(笑)
秘境度 
  (あぶくま駅の川を雄大にした版ですな +2)
雰囲気
(あぶくま駅と比較すると駅構内のシンプルさで +2)
列車到達難易度 
 (SL以外は全て停車!しかも夜21時台まで電車が来るので良心的。-1)
車到達難易度
1.5 (国道から約3キロ。詳細は後述。+0.5)
総合評価 
10.5



今年の夏休みは初めての大井川鐵道へ。自宅で地図を見る度「ここはどんな場所だろう?」
と気になっていた路線である。
路線は平地から始まり、山の中で途切れる。これって「盲腸線」て言うんだっけな(・ω・)
日頃当方が盲腸線を訪れる機会は殆どない。(あっ、埼玉新都市交通w)
そして、今まで通過しても来訪はなかった静岡への旅でもあった。。。

まずは御前崎に立ち寄ってから島田に宿泊。
8/5寸又峡に宿を取り、麓から千頭へ向かう・・・相棒の車でw
えーとSLには乗るが、島田市内からは乗らないのだ。車があるので宿の事を考えると「行きっぱなし」も「新金谷から往復」も非効率と判断。で、採用したプランはまさかの「千頭から往復」!午後のSLだから余裕だろうという訳で(・ω・)

新金谷駅を下見してからスタート!微妙に大井川本線と並走しつつ行く。
五和(ごか)辺りまでは平地だが、その先急に山エリアへと変貌するのである(驚

山登りを始めて少し経った時、助手席でナビ地図を見ていた当方は山の下に駅を発見。
これはいかにも・・・!と秘境駅レーダーが発動した訳だw

相棒に、ここ寄りたい!とお願いしてナビに入力。
直線距離は1キロ。しかし。。。

ぴろりん♪
目的地までおよそ3キロメートルです☆


まぁ・・・よくあること(;・∋・)

国道をそれて細い道に入る。舗装はしっかりしているが結構クネクネだ。これでダートだった日には泣けるかもwさらに相棒は、どこから持ってきたのか宇宙戦艦ヤマトのサントラから、戦闘シーンの曲をかけ始める。何か案外合っているんだけど(爆)

細くくねった道と格闘すること数分。
急に視界が開けて人里に出た。幾つかの茶畑農家らしき住宅が点在している。
ここが駅から最も近い集落っぽい。(後に神尾集落と判明)

駅はもうすぐかな?と思いきや、ナビを見ればまだ1キロ近く残っている。
再び戦闘シーンのBGMに合わせて細い道と格闘。※相棒さん、今回も乙ですorz

前方に小屋らしきものと線路が見えて、道は途切れた。
どうやら着いたらしい。車から降りて早速偵察へ。
b0013293_23225974.jpg
←道路は駅前で行き止まり。駅入り口方向から車を停めた所を向いて撮影。
b0013293_2326969.jpg
この小屋らしき建物の所には公衆電話があるものの・・・。どう見ても使えなそうw覗き込んだらやはり「使用できません」との表示(爆)しかも、この駅の周辺って携帯電話の電波が入りにくかった気もするorz
気を取り直して駅構内へ。
b0013293_23282359.jpg
←駅入り口。駅のホームは線路に挟まれていて、構内踏切を渡って入場する。
b0013293_2329524.jpg
←ホームへ入るには何故か2回線路を渡る構造。時刻表を設置するスペースの問題?
この駅は秘境駅にも関わらず(失礼)、交換可能駅である。とはいえb0013293_2334281.jpgホームは大変狭い。
←ギリギリのスペース。人がどうにかすれ違える程度。通過列車が来たら、正直怖い(@@)
でも大丈夫。この駅には心強いガードマンがいるのだ!

それでは彼を紹介しよう。

ジャーン。
b0013293_2337498.jpg

狭いホームから人が落ちないよう、彼は昼夜を問わず見守り続けている。
何故たぬきの置物?と思えば駅名標にはこんな表記があった。
b0013293_23424245.jpg
←神尾駅は「たぬきの里」最寄だそうで。人間よりタヌキの利用が多そうだなぁ。(タヌキさんの運賃形態はどうされていますか?w[ぉぃ])
で、向かいの斜面を見たら沢山のタヌキ達が出迎えてくれている。b0013293_23482346.jpg
←大小さまざまなタヌキ達がいる。あつあつのタヌキカップルもいた(笑)
この駅は表向き無人駅となっているが、人の駅員がいないというだけ。タヌキの駅員はちゃんといる!駅員の他、この駅専属の車掌もいる。茂みに少し隠れていたが、その姿を確認する事ができた。
b0013293_23523342.jpg
←この写真では分からないが、手にはマイクを握っているらしい。
実はこの車掌スタイルのタヌキさんは、初代「SLおじさん」として活躍された石原〆造さんを偲んで設置されたとのこと。
今にも楽しい話が聞こえてきそうな感じである。

タヌキさん達に癒された後は、そのまま後ろを振り返れば絶景が待っている。
b0013293_002417.jpg

雄大な大井川の眺め。対岸を眺めながら当方は思った。
「例え1キロ以上離れていても駅があるこの界隈と、対岸は全然違うのかなぁ・・・」と。
地図を見ると、ここと対岸を結ぶ橋は近隣には無い。近くて遠い場所なのだろうか?

利用者とすれ違う事こそ出来なかったが、駅には1台の自転車が置かれていた。
地元高校の名前の入ったシールが貼られている。
神尾集落にどの位の人がいるかは分からないが、この駅はきっと重宝されている事だろう。

しかもこの神尾駅、秘境駅なのに観光客から一瞬注目される場所なのだ。

千頭からSLに乗った時の事。神尾駅の手前のトンネルに差し掛かると
SL専属車掌は「まもなくたぬきの里が見えてきま~す♪」とアナウンスする。
神尾駅を通過すると乗客は皆「たぬきの里」を見ては歓声を上げていた。

住民から必要とされ、観光客の目も楽しませる。
神尾駅は大井川鐵道に無くてはならない存在であるのだと感じた。

さて、今や大井川鐵道はSLをほぼ毎日運行する路線として有名なようである。
余談にはなるが、SL列車で過ごした1時間少々はとても楽しいものであった。高い運賃形態で営業せざるを得ない厳しい経営状況の中でも、鉄道の旅を目いっぱい楽しんでもらおうと数々の心遣いをされているスタッフの方々には頭が下がる思いだ。初代「SLおじさん」の想いは、今も脈々と受け継がれているに違いない。

そしてSLに乗車して神尾駅を通過した時、車掌タヌキさんは嬉しそうに微笑んでいる気がした。

「またおいで。」

次いつ来られるか分からないけど、また来訪したい。
何だかほのぼのとした気持ちで、次の駅を目指したのであった。

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【注意!】
駅までの道は全て舗装されていますが、狭いです。
神尾集落の中でも道はギリギリです。
車で通行される際は、十分な配慮をお願い致しますm(_ _)m

余談。当方の地元駅である「上尾駅」は「あげお」と読みます。
「かみお」と読んでしまうとこちらの秘境駅になってしまいます、ご注意を(笑)
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by CHABO-online | 2009-08-05 10:00 | 【駅探訪シリーズ】 | Comments(0)
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